2019年の情報


第1回世界作業科学学会がカナダ,バンクーバーにて開催されます。

2019.12.06

期日:2021年8月25日から28日
詳細がわかりましたらアップいたします。 


2019.11.12

第23回作業科学セミナー抄録集をアップしました。


2019.11.05
第23回日本作業科学セミナーin 茨城 事前参加申し込みを2019年11月12日24時まで延長します。


2019.06.11
第23回日本作業科学セミナーin 茨城 参加申込を開始いたします。

下のフォームをクリックしてください。
申込期間:2019年6月11日~2019年10月31日

第23回日本作業科学セミナー 事前参加申込フォームへ

2019.06.04  

第23回日本作業科学セミナー in 茨城 参加登録案内

日時:2019年11月23日(土)・24日(日)

場所:茨城県立医療大学(茨城県稲敷郡阿見町)

テーマ:
『変容する作業と未来~先端テクノロジーは作業の何をどう変えるのか~』

≪参加費≫

事前登録

両日参加:会員7,000円 非会員11,000円 大学院生 5,000円  学生500円 1日参加:会員5,000円 非会員  8,000円 大学院生 5,000円  学生500円 懇親会:2,500円

当日申込

両日参加:会員9,000円 非会員13,000円 大学院生 6,000円 学生500円 1日参加:会員6,000円 非会員 9,000円 大学院生 6,000円 学生500円 懇親会:3,000円

※大学院生/学部生の事前申込の際は申し込みフォームで参加登録のうえ、院生証/学生証を添付して下記連絡先までご連絡ください。当日申込の場合は受付にて院生証/学生証の提示をお願い致します。確認できない場合は会員または非会員料金となります。 
院生証/学生証送付先:osseminar23-jsso.jp

≪プログラム≫※プログラムの内容・時間は変更する場合があります。

1日目:11月23日(土)

9:00~       受付開始

  9:15~10:15 プレセミナー自主企画

 10:25~10:45 開会式 

 10:50~12:20 口述発表

  12:20~13:45 昼食・日本作業科学研究会総会

  13:50~15:20 基調講演

          「情報技術の進展に伴う「作業」の変化」

           講師:荒川 豊
          (九州大学大学院システム情報科学研究院)

 15:20~15:45 フロアディスカッション・休憩

  15:45~17:45 ワークショップ

 「先端テクノロジーを生かした道具を用いた作業の開始 ―パターンランゲージを用いてそのプロセスを探索する―」

 講師/ファシリテーター:岡田誠
  (認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ)

2日目:11月24日(日)

8:30~ 9:00 受付

   9:00~10:30 招待講演

 「“Becoming acquainted” – an occupational perspective onthe process of incorporating AT into occupations. 

 “馴染んでいくこと”アシスティブテクノロジー(福祉機器類)を 取り入れる過程における作業的見通し」

   講師:Stina Meyer Larsen(Health Sciences Research Center/Department of Nursing and Occupational Therapy)

  10:30~10:45 フロアディスカッション・休憩

  10:45~11:45 ポスター発表

  11:50~14:00 懇親会
      (地元の料理やデザートなど立食式の懇親会です)

  14:10~15:40 佐藤剛記念講演

          「環境・社会・経済が織りなす持続可能な社会の実現

            -自然と人々の健康と作業に焦点を当ててー」

           講師:青山真美(一般社団法人P&W研究所 アイアム)

  15:40~16:20 本セミナーの振り返り

  16:20~16:40 閉会式

          写真撮影

※懇親会はセミナー会場内で開催いたします。

※本セミナーでは,託児所等はございませんが、お子様連れでも参加できるよう講演・自主企画等が行われる部屋の出入り口付近に優先席を設けさせて頂きます。参加される皆様の温かいご配慮をお願いするとともに、お子様連れで参加される皆様は、お子様の状況に合わせて適時、退室いただくなどのご対応をお願いいたします。また、お子様連れで演題発表を予定される方で、発表中のお子様の対応が必要の場合には前もってご相談ください。

≪事前参加申込≫

申込期間:2019年6月中旬予定~ 2019年10月31日(木)

※セミナー定員は210名、懇親会(立食式)は150名です。

※例年すぐに定員に達するため、お早めにお申し込みください(先着順)。

※事前申込の方法については改めて掲載いたします。

 ※1日目のみ、弁当の申し込みを受け付けます(飲み物込み1,000円)。会場周辺には、飲食店がとても少ないため、昼食をご持参いただくか、事前のお弁当申し込みをお勧めします。なお、会場内でのお弁当の当日販売はございません。2日目はお弁当をご持参いただくか、懇親会(事前登録2500円、当日参加3000円)にご参加されることをお勧めいたします。

≪演題登録申込/プレセミナー自主企画の応募≫

募集期間:9月1日(日)23時まで

※演題登録・自主企画の申し込みの方法については、募集要項を参照してください。

≪問合わせ先≫

演題/プレセミナー自主企画に関するお問合せ:osseminar23endai-jsso.jp

参加に関するお問合せ:osseminar23-jsso.jp

≪会場までのアクセス≫最寄駅:JR常磐線 土浦駅または荒川沖駅からバス乗車)

詳しくは http://www.ipu.ac.jp/article/14150679.htmlを参照ください。

本学構内駐車場は無料でご利用できます。

≪ホテル≫ 

 土浦駅周辺にはホテルが数件あり、バスのアクセスも良いので、土浦駅周辺のホテル利用をお勧めします。荒川沖駅前にもビジネスホテルが1件ありますが、荒川沖駅からの本学までのバスが非常に少ないため、バスの時間には注意が必要です。本学周辺にも1件ホテルがありますが、大学までのアクセスはお車がない場合、徒歩で25分ほどかかりますのでご注意ください。

Facebook、Twitterで進捗状況を公開していきます。

「#OS茨城」と検索してみてください。

  第23回作業科学セミナー
セミナー長   齋藤 さわ子(茨城県立医療大学)
実行委員長  伊藤  文香(茨城県立医療大学)


2019.06.04  

第23回作業科学セミナー 

演題/プレセミナーの自主企画募集要項

第23回作業科学セミナーにおける演題およびプレセミナーの自主企画を募集します.演題は,作業および作業的存在に焦点を当てたものであり,作業科学の研究推進,学問的発展に寄与するもので,未発表のものに限ります.プレセミナーの自主企画は,作業科学の学問的理解や作業的存在の理解を深める内容のものとします.

1.演題とプレセミナーの自主企画の概要

1)演題

演題は,演題形式,発表形式を,それぞれ以下のいずれかから選んでご応募ください.

①演題形式  ・一般演題:広く作業および作業的存在に焦点を当てたもの

 ・指定演題:第23回テーマ「変容する作業と未来~先端テクノロジーは作業の何をどう変えるのか~」に沿うもの

②発表形式 
 ・口述発表 : 15分(発表 :10分, 質疑応答:5分)
 ・ポスター発表 : ポスター前での討論(約1時間)

※ 時間の都合で,発表形式や発表時間の変更をお願いすることがあります.ご了承ください.

2)プレセミナーの自主企画(以下,自主企画)開会式前のプレセミナー(2019年11月23日9時15分から10時15分の1時間)として自主企画を募集します.自主企画は,以下のいずれかから選んでご応募ください.

 ・作業科学初学者向け企画:
 作業科学の初学者に向けた作業科学の概念や基本的知識を学べるもの

 ・作業科学に関する学問的企画:
 例1)作業科学で重要とされている概念の研究動向のまとめや文献レビューを発表し,議論を深めるもの

 例2)作業科学研究知見に基づいた実践やイベントの紹介
※ プロジェクター,スクリーンはご用意できます.その他,資料,必要物品は各企画でご準備ください.その他,ワークショップ環境でご相談がある場合は,企画採用後に調整いたします.

2.募集期間   2019年9月1日(日)23時まで

3.応募方法

●        演題と自主企画は,演題募集専用メールosseminar23endai-jsso.jpで受付けます.登録後,数日中に演題登録完了のメールをお送りします.メールが届かない場合は下記問合せ先までご連絡ください. 

●        メールの表題に,氏名と演題応募かプレセミナー自主企画応募かを明記してください.

●        メール本文に,以下の必要事項を記入してください.

必要事項  
1)発表者氏名2)発表者所属
3)連絡用メールアドレス
4)発表区分
 ・演題の場合:
 ①演題形式(一般演題 または 指定演題)
 
②発表形式(口述発表 または ポスター発表)
 ・プレセミナー自主企画の場合:
 企画内容(作業科学初学者向け企画 または 作業科学に関する学問的企画)

●        演題抄録または自主企画の企画書は,下記の作成要領を参照してMicrosoft-Wordにて作成し,本文とともにメールに添付して送信してください.

●        投稿規定の詳細は,日本作業科学研究投稿規程(http://www.jsso.jp/literature.html)をご参照下さい.

4.演題抄録作成要領 

●        抄録原稿は,抄録原稿作成例1を参考に,日本語でA4用紙1枚以内で作成してください.タイトルはMS明朝12ポイント・太字(中央揃え),氏名・所属はMS明朝10.5ポイント(中央揃え),本文はMS明朝10.5ポイントで1500字程度とします.

●        英文抄録は採択が決まった方のみにご提出いただきます.まずは日本語のみご提出ください.

●        漢字は,必要ある場合以外は当用漢字を用い,かなは現代かなづかい,送りがなを用い,句点はカンマ(,)読点はピリオド(.)とします.

●        和文原稿で外国語を原語で記載するときは,半角文字で記載します.数字も半角文字とします.

●        著者名は5名までとし,それ以外は謝辞に含めます.

●        研究対象者や著作権などに対する倫理的配慮を十分に行った上で応募してください.抄録の本文には,倫理的に配慮した発表であることを明記してください.

●        発表演題に関連して,企業や営利団体などから金銭などの提供を受けた場合や受ける予定がある場合には申告する必要があります.発表時に利益相反の有無を述べてください.

●        抄録集作成の都合上,レイアウト等の変更を応募者にお願いする場合があります.

●        引用文献の表記の形式の詳細は,日本作業科学研究会投稿規程を参照してください.

   (http://www.jsso.jp/literature.html )

  文献は引用文献のみ記載する。記載は、著者名のアルファベット順とし、文献番号は付けない。各文献は、著者名、刊行年次、表題の順とする。単行本の場合には、表題の後に版数、出版社名(外国の場合は出版地も記す)を書き、雑誌論文の場合には、表題の後に雑誌名、巻数、ページを記す。雑誌名は省略せずに書く.編者がいる単行本の場合には、引用した章の著者名、刊行年次、表題、編者名、書名、版数、出版社名、章のページを記す。翻訳書の場合には、著者名の後に訳者名を書き、できれば原著の情報を記載する。書名および雑誌名は斜字体とする。ウェブサイト上の文献は、サイトのアドレスと参照日を記載する。記載例を示す。
Aoyama, M., Hudson, M.J. & Hoover, K.C. (2012). Occupation mediates ecosystem services with human well-being. Journal of Occupational Science, 19, 213-225.
Clark, F., Ennevor, B.L. & Richardson, P.L.(村井真由美・訳)(1999).作業的ストーリーテリングと作業的ストーリーメーキングのためのテクニックのグラウンデッドセオリー.In Clark, F. & Zemke, R. (Eds.)(佐藤剛・監訳)、作業科学-作業的存在としての人間の研究.三輪書店、pp. 407-430.
小田原悦子、辻郁(2011).ある脳卒中者が経験した作業の変化~指向性~.作業科学研究、5、36-44.
Polatajko, H.J. (2010). The study of occupation. In Townsend, E.A. & Christiansen, C.H. (Eds.), Introduction to occupation: The art and science of living 2nd ed. Upper Saddle River, NJ, Pearson. pp. 57-79.
World Federation of Occupational Therapists (2012). Position statement on occupational science revised. <http://www.wfot.org/ResourceCentre.aspx> 参照日2012.7.10.
吉川ひろみ(2008).「作業」って何だろう.医歯薬出版.
坂根勇輝 (2015).回復期リハビリテーション病棟入院中のクライエントと担当作業療法士の相互理解のプロセス.首都大学東京大学機関リポジトリ「みやこ鳥」参照日 2018.2.20.

 

5.自主企画書作成要領

●        企画書は,日本語でA4用紙1枚以内で作成してください.タイトルはMS明朝12ポイント・太字(中央揃え),氏名・所属はMS明朝10.5ポイント(中央揃え),本文はMS明朝10.5ポイントで800字程度とします.

●        漢字は,必要ある場合以外は当用漢字を用い,かなは現代かなづかい,送りがなを用い,句点はカンマ(,)読点はピリオド(.)とします.

●        企画書の本文には,以下の項目を明記してください.

1.ワークショップの目的 

2.ワークショップの定員(人)

3.ワークシッョプの概要

●        抄録集作成の都合上,レイアウト等の変更を応募者にお願いする場合があります.

●        なお,自主企画は採用後の英文企画書は必要ありません.

6.英文抄録

●        日本語での抄録提出後,採択決定の連絡後2週間以内に,演題名・演者名・所属および抄録内容の英文を付記していただきます.英文抄録ご提出前に,必ず英文校正をお済ませください.

●        抄録原稿は,抄録原稿作成例2を参考に,英語でA4用紙1枚以内で作成してください.タイトルはTimes New Roman 12ポイント・太字(中央揃え),氏名,所属はTimes New Roman 12ポイント(中央揃え),本文はTimes New Roman 11ポイントで300~500単語程度とします.

7.応募演題の審査および採否のお知らせ

   応募演題の採否は,本セミナー実行委員会の審査を経て決定いたします.採否の結果は,9月末(予定)までにe-mailにて応募者にお知らせいたします.

  

8.演題登録・抄録に関するお問い合わせ,抄録原稿送付先

第23回作業科学セミナー 実行委員会事務局   
 e-mail:osseminar23endai-jsso.jp

  

抄録原稿作成例1   A4用紙,余白左右上下2.5cm

介護老人保健施設入所高齢者における作業的公正を理解する 真田育依,齋藤さわ子,伊藤文香,高崎友香茨城県立医療大学 【はじめに】作業的不公正な状態は人の健康に悪影響を及ぼすことは知られている(タウンゼンド他,2011).我々は,第20回作業科学セミナーにて,介護老人保健施設(以下,施設)では自分の能力に適した作業選択が自分自身で行えているのかどうか判断しづらい場となっていることが多く,本人が望む作業が練習できる環境を整えることと作業的公正には関係があることを報告した.しかし, 2名の要介護2の入所者から得られたデータのみの分析結果であり,さらにより多様な入所者の分析が課題であった.【目的】施設入所者の作業的公正と施設環境の関係を利用者の立場から理解すること.【方法】I県介護老人保健施設協会に登録している全施設100施設に研究協力を依頼し,そのうち協力の許可を得た7施設に入所していた18名を対象に実施した.情報提供者の属性は,男性6名,女性12名であり,平均年齢は80.50±7.25歳であった.介護度は,要介護1が1名,要介護2が8名,要介護3が3名,要介護4が3名,要介護5が2名であった.手段は,半構造化面接を用い,面接はICレコーダにて記録した.半構造化面接では,対象者の作業と施設環境および作業的公正に関する7つ質問から構成されたインタビューガイドをもとに行われた.データ分析は,面接で収集したデータをもとに逐語録を作成し,セグメント化,コード化したのち,サブカテゴリー,カテゴリーを作成した.さらに,カテゴリーを相互に比較検討して,関連図を作成した.また,施設環境に関するカテゴリーは,ICFの環境因子の大項目分類をもとに分類し,分析に用いた.尚,全ての過程において作業療法士であり質的研究の経験がある作業科学研究者と共に検討した.本研究は所属機関の倫理審査(承認番号第554)で承認された.【結果】施設入所者における〈作業的公正を促進し得る環境〉要因として,「作業を促進する態度」「サービス・制度・政策による支援」「支援と関係の充足」「生産品と用具の充足」があることが理解された.【考察】施設において,スタッフや家族からの声かけ,他入所者からの誘いといった周りの人からの支援的な態度によって,施設内においても充実した生活を送っており,人的サポートの工夫によって,作業的公正状態を実現できることが考えられた.一方で,・・・・・.【結論】①自宅復帰の可能性が高い入所者には自宅で必要となる作業を実際に経験でき,自宅で生活するための技能を高められる環境,②様々な能力の入所者が一緒に楽しめる場に加えて,入所者個々の能力が発揮でき,施設という環境においても自分らしい生活ができる支援を行うことが,作業的公正を促進できる環境となることが理解された.【文献】タウンゼント E, ポラタイコ H(編著)(吉川ひろみ,吉野英子・監訳)(2011).続・作業療法の視点-作業を通しての健康と公正-.岡山:大学教育出版.

 

抄録原稿作成例2 採択後2週間以内に提出   A4用紙,余白左右上下2.5cm

Understanding Occupational Justice among Elderly PeopleLiving in Geriatric Health Service Facilities Ikue SANADA, Sawako SAITO, Ayaka ITO, Yuka TAKASAKIIbaraki Prefectural University of Health Sciences INTRODUCTION: Occupational injustice adversely affects human health (Townsend & Polatajko, 2011). We reported that there was a relationship between setting up the environment where elderly people living in geriatric health service facilities can practice occupation they want and occupational justice. However, we need to analyze a bigger sample.PURPOSE: To understand occupational justice as it relates to elderly people living in geriatric health service facilities and the environment of those facilities.METHODS: This study contained 18 participants (7 men and 11 women) across 7 facilities. The average age was 80.50±7.25 years. There was one person in nursing care level 1, eight people in nursing care level 2, three in nursing care level 3, three in nursing care level 4, and two in nursing care level 5. We conducted a semi-structured interview and recorded it with an IC recorder after obtaining consent. The interview was carried out based on an interview guide comprising seven questions about occupation, facility environment, and occupational justice. The word-for-word records were based on the data collected in the interviews. Each of these records was segmented and coded afterward. We made categories and subcategories, compared the categories, and created an association map. This research was approved by the Ethics Committee of Ibaraki Prefectural University.RESULTS: It was understood that the factors in “the environment that can promote occupational justice” for residents included ‘attitudes to promote occupation’; ‘support through services, systems, and policies’; ‘sufficiency of support and relationships’; and ‘sufficiency of products’.With such a support system, the elderly lived a substantial life in the facilities, and their occupational justice was realized through human support. Additionally, it was understood that factors in “the environment that can inhibit occupational justice” for residents included ‘attitudes that limit occupation’; ‘limitations in services, systems, and policies’; ‘limited support and relationships’; and ‘a lack of products’. Because of various “environments that inhibited occupational justice”, residents were not able to engage in occupations that were necessary to them.DISCUSSIONS: It was shown that the residents did attempt to carry out the occupations necessary while living at home or to live a more substantial life in the facilities. However, they rarely succeeded in this because “the environment inhibited occupational justice”. Although……CONCLUSION: It was understood that……REFERENCE:Townsend, E. & Polatajko, H. (2011). Enabling Occupation Ⅱ: Advancing an Ocuupational Therapy Vision of Health, Well-being and Justice Through Occupation. Okayama: Daigaku-kyouiku-syuppan.

2019.04.09  
第23回作業科学セミナーの内容が決まりましたのでお知らせいたします。

演題および参加者募集は、5月開始となります。よろしくお願いいたします。

     <第23回作業科学セミナー>
<テーマ>
変容する作業と未来
~先端テクノロジーは作業の何をどう変えるのか~

<日時および場所>
 2019年11月23日(土)~11月24日(日)
茨城県立医療大学:茨城県稲敷郡阿見町阿見4669-2
http://www.ipu.ac.jp/article/14150679.html

<講演・ワークショップ>

特別講演:情報技術の進展に伴う「作業」の変化
講師:荒川豊(九州大学大学院システム情報科学研究院情報知能工学専攻、
先端情報・通信機構学講座、ヒューマノフィリックシステム研究室)

招待講演:“Becoming acquainted” – an occupational perspective on
the process of incorporating AT into occupations. 
 “馴染んでいくこと”アシスティブテクノロジー(福祉機器類)
を取り入れる過程における作業的見通し
講師:Stina Meyer Larsen (Health Sciences Research Center/Department
of Nursing and Occupational Therapy, デンマーク)

佐藤記念講演:環境・社会・経済が織りなす持続可能な社会の実現
       -自然と人々の健康と作業に焦点を当ててー
 講師:青山真美(一般社団法人P&W研究所 アイアム 代表理事)


ワークショップ:先端テクノロジーを生かした道具を用いた作業の開始 
 ―パターンランゲージを用いてそのプロセスを探索する―
 講師/ファシリテーター:岡田誠(認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)、共同代表理事)

テーマの主旨とセミナーの流れ
 テクノロジーの発展に伴い、これまでには容易に出来なかったことが出来るようになったり、これまでになかった作業が誕生しています。テクノロジーの進歩によって、人の作業に大きな影響を及ぼすだろうことは誰もが思いつきますが、それと同時に、作業についての様々な疑問が湧きます。例えば、
・ どの作業の形態が変わり、それに伴いその作業をする意味やすることによって得られるものは変化するのか?
・ 生活の中で、どんな作業を多くの人がすることを辞めて、その代わりに新たにどんな作業をするようになっていくのか?
・ どのような作業の価値が高くなるのか?
・ 価値や意味が変わらない作業とはどのような作業なのか?
・ 上記のような作業に関わる変化が、人の健康と生活の質にどのような影響を及ぼすのか?

 本セミナーでは、テクノロジーの発展と作業との関係をテーマに、様々な角度から作業の様相を考えていく機会となるように企画しました。まず、1日目は、特別講演として、ユビキタスサービスの開発・研究、特にセンサ(IoT)と機械学習(AI)を用いた人の行動認識に関する研究者の荒川豊さん(九州大学)に、先端情報テクノロジーが人の生活にどのように関わっているのか、関わっていきそうかをお話しいただき、この領域のテクノロジーの発展が、どのような作業の様相に深く関わりそうであるかのヒントをいただきます。つぎに、荒川豊さんの話をきっかけに、先端テクノロジーを生かした道具を用いた作業の開始について、岡田誠(認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ)さんとともに、パターンランゲージを用いたワークショップを通して皆で考え、考えをシェアをしながら、参加者自身や身の回りの人の作業的存在の一部を見つめていきたいと思います。
 2日目には、基調講演として、デンマークの作業科学者であり作業療法士であるStina Meyer Larsenさんに、高齢者のAssistive テクノロジー(福祉機器類)の受け入れについての知見をお話しいただきます。テクノロジーが発展し、出来なくなってしまった作業を比較的容易に行えるようになることがわかっても、人は必ずしもその作業を再び行おうとするとは限りません。また、その受け入れ方は、人によって様々です。1日目のワークショップで考えたことや、このStina Meyer Larsenさんの講演で得られるテクノロジーの受け入れと作業に対する知見をもとに考えや視野を広げることで、作業の再開や継続への支援を考えていくヒントが得られるかもしれません。そして、最後に、佐藤記念講演で、青山真美さんに、様々なテクノロジーが進んでも変わらず人の生活や健康にとって大事な作業とは何かを考えるヒントとなるお話をしていただきます。
テクノロジーが発展し、めまぐるしく変わることが予想される社会の中で、改めて、作業の視点から、テクノロジーと人の関係を捉えていけるようなセミナーにしたいと思っております。多くの方に興味を持っていただき、ご参加いただけることを願っております。

第23回作業科学セミナー│セミナー長:齋藤さわ子 │実行委員長:伊藤文香 


2019.02.24  

第7回作業科学にまつわる研究法 研修会 開催のお知らせ

主催:日本作業科学研究会 研究推進班

  作業科学(Occupational Science)で行われる研究について学び、その進め方などに関する理解を深めることを目的にセミナー形式の研修会を開催します。この研修会には、作業科学を学び始めた方、作業に関する研究に興味のある方、研究を開始はしたが作業との結びつけが分からない方など、作業科学と研究について学びたい様々な方が例年参加されています。そこで、1日目は作業科学の基礎について振り返り、研究に関する概要や、質的研究、作業科学文献の読み方などを学びます。2日目には、参加者数名に自身の作業科学研究について話題を提供して頂き、その後、各自が作業科学の研究計画立案に向けて実際に考えるワークショップを企画しました。自身の疑問を研究に結びつける方法や、研究の対象者、目的、手段についての検討方法を学びます。なお、1日目の夜、近隣で懇親会も企画しております。ふるってご参加ください。

1.日時:2019年5月25日(土):13:00~18:30 (12:30受付開始)

5月26日(日): 9:00~15:00

 2.場所:杏林大学 井の頭キャンパス B棟2階206教室(予定)〒181—0013 東京都三鷹市下連雀5丁目4-1(交通アクセス図を参照)

 3.プログラム

◆5月25日(土)

第一部:作業科学のための基礎知識

13:00~14:00(60分) 作業科学基礎講座      
                講師:渡辺 慎介・中塚 聡

14:10~15:30(80分) 研究法総論         
                講師:西方 浩一

15:40~17:00(80分) 質的研究法         
                講師:小田原 悦子

17:10~18:30(80分) 作業科学研究文献の読み方  
                講師:近藤 知子

    ※研修会後、19:00頃より懇親会を予定しております
      (吉祥寺駅周辺を予定)

 ◆5月26日(日)

第二部:作業科学研究の理解

9:00~11:30 作業科学研究の進め方Ⅰ

                ワークショップ
(話題提供者の研究計画や実践に関するディスカッション)

12:30~15:00 作業科学研究の進め方Ⅱ

演習(模擬的に研究計画書を作成し、個別にフィードバックを行います)

4.参加費:両日参加 会員:8000円   非会員:12000円  

1日参加 会員:5000円   非会員: 9000円  
                   懇親会費:5000円前後

     ※会費は会場にてお支払い下さい

 5.定員: 先着40名(30名以上で研修会を開催)

 6.申し込みの締め切り:2019年5月4日(土)

 7.申し込み方法:申込み用メールアドレス:osstudy-jsso.jp

参加ご希望の方は、上記メールアドレス宛に

1)氏名 
2)所属と所在都道府県 
3)連絡先メールアドレス(PCに限る) 
4)会員・非会員
5)両日参加・1日参加の選択、1日参加の場合は日を選択
               (5月25日or 5月26日) 
6)懇親会参加有無 をご記入の上、送信してください。参加受付後、こちらから返信いたします。

 8.キャンセル:キャンセル待ちの方がおられる場合もあるため早めにお知らせ下さい。尚、5月4日(土)

   以降のキャンセルについては、キャンセル料(参加費の100%)をお支払いいただく可能性があります。

 <交通アクセス> 

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/access/mitaka.html


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