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2019.06.11
第23回日本作業科学セミナーin 茨城 参加申込を開始いたします。
下のフォームをクリックしてください。
申込期間:2019年6月11日~2019年10月31日

第23回日本作業科学セミナー 事前参加申込フォームへ

2019.06.04  


第23回日本作業科学セミナー in 茨城 参加登録案内

日時:20191123日(土)・24日(日)

場所:茨城県立医療大学(茨城県稲敷郡阿見町)

テーマ:
『変容する作業と未来~先端テクノロジーは作業の何をどう変えるのか~』

 

≪参加費≫

事前登録

両日参加:会員7,000円 非会員11,000円 大学院生 5,000円  学生500円 

1日参加:会員5,000円 非会員  8,000円 大学院生 5,000円  学生500円 懇親会:2,500円

当日申込

両日参加:会員9,000円 非会員13,000円 大学院生 6,000円 学生500円 

1日参加:会員6,000円 非会員 9,000円 大学院生 6,000円 学生500 懇親会:3,000

※大学院生/学部生の事前申込の際は申し込みフォームで参加登録のうえ、院生証/学生証を添付して下記連絡先までご連絡ください。当日申込の場合は受付にて院生証/学生証の提示をお願い致します。確認できない場合は会員または非会員料金となります。 
院生証/学生証送付先:
osseminar23@jsso.jp

 

≪プログラム≫※プログラムの内容・時間は変更する場合があります。

1日目:1123日(土)

900       受付開始

  9151015 プレセミナー自主企画

 10251045 開会式 

 10501220 口述発表

  12201345 昼食・日本作業科学研究会総会

  13501520 基調講演

          「情報技術の進展に伴う「作業」の変化」

           講師:荒川 豊
          (九州大学大学院システム情報科学研究院)

 15201545 フロアディスカッション・休憩

  15451745 ワークショップ

 「先端テクノロジーを生かした道具を用いた作業の開始

 ―パターンランゲージを用いてそのプロセスを探索する―」

 講師/ファシリテーター:岡田誠
  (認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ)

 

2日目:1124日(日)

830 900 受付

   9001030 招待講演

 「“Becoming acquainted” – an occupational perspective on

the process of incorporating AT into occupations. 

 “馴染んでいくこと”アシスティブテクノロジー(福祉機器類)を

 取り入れる過程における作業的見通し」

   講師:Stina Meyer LarsenHealth Sciences Research Center/

Department of Nursing and Occupational Therapy

  10301045 フロアディスカッション・休憩

  10451145 ポスター発表

  11501400 懇親会
      (地元の料理やデザートなど立食式の懇親会です)

  14101540 佐藤剛記念講演

          「環境・社会・経済が織りなす持続可能な社会の実現

            -自然と人々の健康と作業に焦点を当ててー」

           講師:青山真美(一般社団法人P&W研究所 アイアム)

  15401620 本セミナーの振り返り

  16201640 閉会式

          写真撮影

 

※懇親会はセミナー会場内で開催いたします。

※本セミナーでは,託児所等はございませんが、お子様連れでも参加できるよう講演・自主企画等が行われる部屋の出入り口付近に優先席を設けさせて頂きます。参加される皆様の温かいご配慮をお願いするとともに、お子様連れで参加される皆様は、お子様の状況に合わせて適時、退室いただくなどのご対応をお願いいたします。また、お子様連れで演題発表を予定される方で、発表中のお子様の対応が必要の場合には前もってご相談ください。

 

≪事前参加申込≫

申込期間:2019年6月中旬予定~ 20191031日(木)

※セミナー定員は210名、懇親会(立食式)は150名です。

※例年すぐに定員に達するため、お早めにお申し込みください(先着順)。

※事前申込の方法については改めて掲載いたします。

 ※1日目のみ、弁当の申し込みを受け付けます(飲み物込み1,000円)。会場周辺には、飲食店がとても少ないため、昼食をご持参いただくか、事前のお弁当申し込みをお勧めします。なお、会場内でのお弁当の当日販売はございません。2日目はお弁当をご持参いただくか、懇親会(事前登録2500円、当日参加3000円)にご参加されることをお勧めいたします。

 

≪演題登録申込/プレセミナー自主企画の応募≫

募集期間:9月1日(日)23時まで

※演題登録・自主企画の申し込みの方法については、募集要項を参照してください。

 

≪問合わせ先≫

演題/プレセミナー自主企画に関するお問合せ:osseminar23endai@jsso.jp

参加に関するお問合せ:osseminar23@jsso.jp

 

≪会場までのアクセス≫最寄駅:JR常磐線 土浦駅または荒川沖駅からバス乗車)

詳しくは http://www.ipu.ac.jp/article/14150679.htmlを参照ください。

本学構内駐車場は無料でご利用できます。

 

≪ホテル≫ 

 土浦駅周辺にはホテルが数件あり、バスのアクセスも良いので、土浦駅周辺のホテル利用をお勧めします。荒川沖駅前にもビジネスホテルが1件ありますが、荒川沖駅からの本学までのバスが非常に少ないため、バスの時間には注意が必要です。本学周辺にも1件ホテルがありますが、大学までのアクセスはお車がない場合、徒歩で25分ほどかかりますのでご注意ください。

 

FacebookTwitterで進捗状況を公開していきます。

「#OS茨城」と検索してみてください。

  23回作業科学セミナー
セミナー長   齋藤 さわ子(茨城県立医療大学)
実行委員長  伊藤  文香(茨城県立医療大学)


2019.06.04  

23回作業科学セミナー 

演題/プレセミナーの自主企画募集要項

 

23回作業科学セミナーにおける演題およびプレセミナーの自主企画を募集します.演題は,作業および作業的存在に焦点を当てたものであり,作業科学の研究推進,学問的発展に寄与するもので,未発表のものに限ります.プレセミナーの自主企画は,作業科学の学問的理解や作業的存在の理解を深める内容のものとします.

 

1.演題とプレセミナーの自主企画の概要

1)演題

演題は,演題形式,発表形式を,それぞれ以下のいずれかから選んでご応募ください.

演題形式 

 ・一般演題:広く作業および作業的存在に焦点を当てたもの

 ・指定演題:第23回テーマ「変容する作業と未来~先端テクノロジーは作業の何をどう変えるのか~」に沿うもの

発表形式 
 ・口述発表 : 15分(発表 :10分, 質疑応答:5分)
 ・ポスター発表 : ポスター前での討論(1時間)

時間の都合で,発表形式や発表時間の変更をお願いすることがあります.ご了承ください.

2)プレセミナーの自主企画(以下,自主企画)

開会式前のプレセミナー(20191123915分から1015分の1時間)として自主企画を募集します.自主企画は,以下のいずれかから選んでご応募ください.

 ・作業科学初学者向け企画:
 作業科学の初学者に向けた作業科学の概念や基本的知識を学べるもの

 ・作業科学に関する学問的企画:
 例1)作業科学で重要とされている概念の研究動向のまとめや文献レビューを発表し,議論を深めるもの

 例2)作業科学研究知見に基づいた実践やイベントの紹介
プロジェクター,スクリーンはご用意できます.その他,資料,必要物品は各企画でご準備ください.その他,ワークショップ環境でご相談がある場合は,企画採用後に調整いたします.

2.募集期間   2019年9月1日(日)23時まで

 

3.応募方法

        演題と自主企画は,演題募集専用メールosseminar23endai@jsso.jpで受付けます.登録後,数日中に演題登録完了のメールをお送りします.メールが届かない場合は下記問合せ先までご連絡ください. 

        メールの表題に,氏名と演題応募かプレセミナー自主企画応募かを明記してください.

        メール本文に,以下の必要事項を記入してください.

必要事項  
1)発表者氏名

2)発表者所属
3)連絡用メールアドレス
4)発表区分
 ・演題の場合:
 ①演題形式(一般演題 または 指定演題)
 
②発表形式(口述発表 または ポスター発表)
 ・プレセミナー自主企画の場合:
 企画内容(作業科学初学者向け企画 または 作業科学に関する学問的企画)

        演題抄録または自主企画の企画書は,下記の作成要領を参照してMicrosoft-Wordにて作成し,本文とともにメールに添付して送信してください.

        投稿規定の詳細は,日本作業科学研究投稿規程(http://www.jsso.jp/literature.htmlをご参照下さい.

 

4.演題抄録作成要領 

        抄録原稿は,抄録原稿作成例1を参考に,日本語でA4用紙1枚以内で作成してください.タイトルはMS明朝12ポイント・太字(中央揃え),氏名・所属はMS明朝10.5ポイント(中央揃え),本文はMS明朝10.5ポイントで1500字程度とします.

        英文抄録は採択が決まった方のみにご提出いただきます.まずは日本語のみご提出ください.

        漢字は,必要ある場合以外は当用漢字を用い,かなは現代かなづかい,送りがなを用い,句点はカンマ(,)読点はピリオド(.)とします.

        和文原稿で外国語を原語で記載するときは,半角文字で記載します.数字も半角文字とします.

        著者名は5名までとし,それ以外は謝辞に含めます.

        研究対象者や著作権などに対する倫理的配慮を十分に行った上で応募してください.抄録の本文には,倫理的に配慮した発表であることを明記してください.

        発表演題に関連して,企業や営利団体などから金銭などの提供を受けた場合や受ける予定がある場合には申告する必要があります.発表時に利益相反の有無を述べてください.

        抄録集作成の都合上,レイアウト等の変更を応募者にお願いする場合があります.

        引用文献の表記の形式の詳細は,日本作業科学研究会投稿規程を参照してください.

   (http://www.jsso.jp/literature.html

  文献は引用文献のみ記載する。記載は、著者名のアルファベット順とし、文献番号は付けない。各文献は、著者名、刊行年次、表題の順とする。単行本の場合には、表題の後に版数、出版社名(外国の場合は出版地も記す)を書き、雑誌論文の場合には、表題の後に雑誌名、巻数、ページを記す。雑誌名は省略せずに書く.編者がいる単行本の場合には、引用した章の著者名、刊行年次、表題、編者名、書名、版数、出版社名、章のページを記す。翻訳書の場合には、著者名の後に訳者名を書き、できれば原著の情報を記載する。書名および雑誌名は斜字体とする。ウェブサイト上の文献は、サイトのアドレスと参照日を記載する。記載例を示す。
Aoyama, M., Hudson, M.J. & Hoover, K.C. (2012). Occupation mediates ecosystem services with human well-being. Journal of Occupational Science, 19, 213-225.
Clark, F., Ennevor, B.L. & Richardson, P.L.(村井真由美・訳)(1999).作業的ストーリーテリングと作業的ストーリーメーキングのためのテクニックのグラウンデッドセオリー.In Clark, F. & Zemke, R. (Eds.)(佐藤剛・監訳)、作業科学-作業的存在としての人間の研究.三輪書店、pp. 407-430.
小田原悦子、辻郁(2011).ある脳卒中者が経験した作業の変化~指向性~.作業科学研究、5、36-44.
Polatajko, H.J. (2010). The study of occupation. In Townsend, E.A. & Christiansen, C.H. (Eds.), Introduction to occupation: The art and science of living 2nd ed. Upper Saddle River, NJ, Pearson. pp. 57-79.
World Federation of Occupational Therapists (2012). Position statement on occupational science revised. <http://www.wfot.org/ResourceCentre.aspx> 参照日2012.7.10.
吉川ひろみ(2008).「作業」って何だろう.医歯薬出版.
坂根勇輝 (2015).回復期リハビリテーション病棟入院中のクライエントと担当作業療法士の相互理解のプロセス.首都大学東京大学機関リポジトリ「みやこ鳥」参照日 2018.2.20.

 

5.自主企画書作成要領

        企画書は,日本語でA4用紙1枚以内で作成してください.タイトルはMS明朝12ポイント・太字(中央揃え),氏名・所属はMS明朝10.5ポイント(中央揃え),本文はMS明朝10.5ポイントで800字程度とします.

        漢字は,必要ある場合以外は当用漢字を用い,かなは現代かなづかい,送りがなを用い,句点はカンマ(,)読点はピリオド(.)とします.

        企画書の本文には,以下の項目を明記してください.

1.ワークショップの目的 

2.ワークショップの定員(人)

3.ワークシッョプの概要

        抄録集作成の都合上,レイアウト等の変更を応募者にお願いする場合があります.

        なお,自主企画は採用後の英文企画書は必要ありません.

 

6.英文抄録

        日本語での抄録提出後,採択決定の連絡後2週間以内に,演題名・演者名・所属および抄録内容の英文を付記していただきます.英文抄録ご提出前に,必ず英文校正をお済ませください

        抄録原稿は,抄録原稿作成例2を参考に,英語でA4用紙1枚以内で作成してください.タイトルはTimes New Roman 12ポイント・太字(中央揃え),氏名,所属はTimes New Roman 12ポイント(中央揃え),本文はTimes New Roman 11ポイントで300500単語程度とします.

 

7.応募演題の審査および採否のお知らせ

   応募演題の採否は,本セミナー実行委員会の審査を経て決定いたします.採否の結果は,9月末(予定)までにe-mailにて応募者にお知らせいたします.

  

8.演題登録・抄録に関するお問い合わせ,抄録原稿送付先

23回作業科学セミナー 実行委員会事務局   
 e-mailosseminar23endai@jsso.jp

  

抄録原稿作成例1   A4用紙,余白左右上下2.5cm

介護老人保健施設入所高齢者における作業的公正を理解する

 

真田育依,齋藤さわ子,伊藤文香,高崎友香

茨城県立医療大学

 

【はじめに】作業的不公正な状態は人の健康に悪影響を及ぼすことは知られている(タウンゼンド他,2011).我々は,第20回作業科学セミナーにて,介護老人保健施設(以下,施設)では自分の能力に適した作業選択が自分自身で行えているのかどうか判断しづらい場となっていることが多く,本人が望む作業が練習できる環境を整えることと作業的公正には関係があることを報告した.しかし, 2名の要介護2の入所者から得られたデータのみの分析結果であり,さらにより多様な入所者の分析が課題であった.

【目的】施設入所者の作業的公正と施設環境の関係を利用者の立場から理解すること.

【方法】I県介護老人保健施設協会に登録している全施設100施設に研究協力を依頼し,そのうち協力の許可を得た7施設に入所していた18名を対象に実施した.情報提供者の属性は,男性6名,女性12名であり,平均年齢は80.50±7.25歳であった.介護度は,要介護11名,要介護28名,要介護33名,要介護43名,要介護52名であった.手段は,半構造化面接を用い,面接はICレコーダにて記録した.半構造化面接では,対象者の作業と施設環境および作業的公正に関する7つ質問から構成されたインタビューガイドをもとに行われた.データ分析は,面接で収集したデータをもとに逐語録を作成し,セグメント化,コード化したのち,サブカテゴリー,カテゴリーを作成した.さらに,カテゴリーを相互に比較検討して,関連図を作成した.また,施設環境に関するカテゴリーは,ICFの環境因子の大項目分類をもとに分類し,分析に用いた.尚,全ての過程において作業療法士であり質的研究の経験がある作業科学研究者と共に検討した.本研究は所属機関の倫理審査(承認番号第554)で承認された.

【結果】施設入所者における〈作業的公正を促進し得る環境〉要因として,「作業を促進する態度」「サービス・制度・政策による支援」「支援と関係の充足」「生産品と用具の充足」があることが理解された.

【考察】施設において,スタッフや家族からの声かけ,他入所者からの誘いといった周りの人からの支援的な態度によって,施設内においても充実した生活を送っており,人的サポートの工夫によって,作業的公正状態を実現できることが考えられた.一方で,・・・・・.

【結論】自宅復帰の可能性が高い入所者には自宅で必要となる作業を実際に経験でき,自宅で生活するための技能を高められる環境,様々な能力の入所者が一緒に楽しめる場に加えて,入所者個々の能力が発揮でき,施設という環境においても自分らしい生活ができる支援を行うことが,作業的公正を促進できる環境となることが理解された.

【文献】

タウンゼント E, ポラタイコ H(編著)(吉川ひろみ,吉野英子・監訳)(2011).続・作業療法の視点-作業を通しての健康と公正-.岡山:大学教育出版.

 

 

抄録原稿作成例2 採択後2週間以内に提出   A4用紙,余白左右上下2.5cm

Understanding Occupational Justice among Elderly People

Living in Geriatric Health Service Facilities

 

Ikue SANADA, Sawako SAITO, Ayaka ITO, Yuka TAKASAKI

Ibaraki Prefectural University of Health Sciences

 

INTRODUCTION: Occupational injustice adversely affects human health (Townsend & Polatajko, 2011). We reported that there was a relationship between setting up the environment where elderly people living in geriatric health service facilities can practice occupation they want and occupational justice. However, we need to analyze a bigger sample.

PURPOSE: To understand occupational justice as it relates to elderly people living in geriatric health service facilities and the environment of those facilities.

METHODS: This study contained 18 participants (7 men and 11 women) across 7 facilities. The average age was 80.50±7.25 years. There was one person in nursing care level 1, eight people in nursing care level 2, three in nursing care level 3, three in nursing care level 4, and two in nursing care level 5. We conducted a semi-structured interview and recorded it with an IC recorder after obtaining consent. The interview was carried out based on an interview guide comprising seven questions about occupation, facility environment, and occupational justice. The word-for-word records were based on the data collected in the interviews. Each of these records was segmented and coded afterward. We made categories and subcategories, compared the categories, and created an association map. This research was approved by the Ethics Committee of Ibaraki Prefectural University.

RESULTS: It was understood that the factors in the environment that can promote occupational justicefor residents includedattitudes to promote occupation;support through services, systems, and policies;sufficiency of support and relationships; andsufficiency of products.

With such a support system, the elderly lived a substantial life in the facilities, and their occupational justice was realized through human support. Additionally, it was understood that factors inthe environment that can inhibit occupational justicefor residents includedattitudes that limit occupation; limitations in services, systems, and policies;limited support and relationships; anda lack of products. Because of various environments that inhibited occupational justice, residents were not able to engage in occupations that were necessary to them.

DISCUSSIONS: It was shown that the residents did attempt to carry out the occupations necessary while living at home or to live a more substantial life in the facilities. However, they rarely succeeded in this becausethe environment inhibited occupational justice. Although……

CONCLUSION: It was understood that……

REFERENCE:

Townsend, E. & Polatajko, H. (2011). Enabling Occupation Ⅱ: Advancing an Ocuupational Therapy Vision of Health, Well-being and Justice Through Occupation. Okayama: Daigaku-kyouiku-syuppan.

 


 
2019.04.09  
第23回作業科学セミナーの内容が決まりましたのでお知らせいたします。
演題および参加者募集は、5月開始となります。よろしくお願いいたします。

     <第23回作業科学セミナー>
<テーマ>
変容する作業と未来
~先端テクノロジーは作業の何をどう変えるのか~

<日時および場所>
 2019年11月23日(土)~11月24日(日)
茨城県立医療大学:茨城県稲敷郡阿見町阿見4669-2
http://www.ipu.ac.jp/article/14150679.html

<講演・ワークショップ>

特別講演:情報技術の進展に伴う「作業」の変化
講師:荒川豊(九州大学大学院システム情報科学研究院情報知能工学専攻、
先端情報・通信機構学講座、ヒューマノフィリックシステム研究室)

招待講演:“Becoming acquainted” – an occupational perspective on
the process of incorporating AT into occupations. 
 “馴染んでいくこと”アシスティブテクノロジー(福祉機器類)
を取り入れる過程における作業的見通し
講師:Stina Meyer Larsen (Health Sciences Research Center/Department
of Nursing and Occupational Therapy, デンマーク)

佐藤記念講演:環境・社会・経済が織りなす持続可能な社会の実現
       -自然と人々の健康と作業に焦点を当ててー
 講師:青山真美(一般社団法人P&W研究所 アイアム 代表理事)


ワークショップ:先端テクノロジーを生かした道具を用いた作業の開始 
 ―パターンランゲージを用いてそのプロセスを探索する―
 講師/ファシリテーター:岡田誠(認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)、共同代表理事)

テーマの主旨とセミナーの流れ
 テクノロジーの発展に伴い、これまでには容易に出来なかったことが出来るようになったり、これまでになかった作業が誕生しています。テクノロジーの進歩によって、人の作業に大きな影響を及ぼすだろうことは誰もが思いつきますが、それと同時に、作業についての様々な疑問が湧きます。例えば、
・ どの作業の形態が変わり、それに伴いその作業をする意味やすることによって得られるものは変化するのか?
・ 生活の中で、どんな作業を多くの人がすることを辞めて、その代わりに新たにどんな作業をするようになっていくのか?
・ どのような作業の価値が高くなるのか?
・ 価値や意味が変わらない作業とはどのような作業なのか?
・ 上記のような作業に関わる変化が、人の健康と生活の質にどのような影響を及ぼすのか?

 本セミナーでは、テクノロジーの発展と作業との関係をテーマに、様々な角度から作業の様相を考えていく機会となるように企画しました。まず、1日目は、特別講演として、ユビキタスサービスの開発・研究、特にセンサ(IoT)と機械学習(AI)を用いた人の行動認識に関する研究者の荒川豊さん(九州大学)に、先端情報テクノロジーが人の生活にどのように関わっているのか、関わっていきそうかをお話しいただき、この領域のテクノロジーの発展が、どのような作業の様相に深く関わりそうであるかのヒントをいただきます。つぎに、荒川豊さんの話をきっかけに、先端テクノロジーを生かした道具を用いた作業の開始について、岡田誠(認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ)さんとともに、パターンランゲージを用いたワークショップを通して皆で考え、考えをシェアをしながら、参加者自身や身の回りの人の作業的存在の一部を見つめていきたいと思います。
 2日目には、基調講演として、デンマークの作業科学者であり作業療法士であるStina Meyer Larsenさんに、高齢者のAssistive テクノロジー(福祉機器類)の受け入れについての知見をお話しいただきます。テクノロジーが発展し、出来なくなってしまった作業を比較的容易に行えるようになることがわかっても、人は必ずしもその作業を再び行おうとするとは限りません。また、その受け入れ方は、人によって様々です。1日目のワークショップで考えたことや、このStina Meyer Larsenさんの講演で得られるテクノロジーの受け入れと作業に対する知見をもとに考えや視野を広げることで、作業の再開や継続への支援を考えていくヒントが得られるかもしれません。そして、最後に、佐藤記念講演で、青山真美さんに、様々なテクノロジーが進んでも変わらず人の生活や健康にとって大事な作業とは何かを考えるヒントとなるお話をしていただきます。
テクノロジーが発展し、めまぐるしく変わることが予想される社会の中で、改めて、作業の視点から、テクノロジーと人の関係を捉えていけるようなセミナーにしたいと思っております。多くの方に興味を持っていただき、ご参加いただけることを願っております。

第23回作業科学セミナー│セミナー長:齋藤さわ子 │実行委員長:伊藤文香 




2019.02.24  

第7回作業科学にまつわる研究法 研修会 開催のお知らせ

主催:日本作業科学研究会 研究推進班

  作業科学(Occupational Science)で行われる研究について学び、その進め方などに関する理解を深めることを目的にセミナー形式の研修会を開催します。この研修会には、作業科学を学び始めた方、作業に関する研究に興味のある方、研究を開始はしたが作業との結びつけが分からない方など、作業科学と研究について学びたい様々な方が例年参加されています。そこで、1日目は作業科学の基礎について振り返り、研究に関する概要や、質的研究、作業科学文献の読み方などを学びます。2日目には、参加者数名に自身の作業科学研究について話題を提供して頂き、その後、各自が作業科学の研究計画立案に向けて実際に考えるワークショップを企画しました。自身の疑問を研究に結びつける方法や、研究の対象者、目的、手段についての検討方法を学びます。なお、1日目の夜、近隣で懇親会も企画しております。ふるってご参加ください。

 

1.日時:2019525日(土):13:0018:30 (12:30受付開始)

526日(日): 9:0015:00

 2.場所:杏林大学 井の頭キャンパス B2206教室(予定)

1810013 東京都三鷹市下連雀5丁目4-1(交通アクセス図を参照)

 3.プログラム

525日(土)

第一部:作業科学のための基礎知識

13:0014:0060分) 作業科学基礎講座      
                講師:渡辺
慎介・中塚

14:1015:3080分) 研究法総論         
                講師:西方
浩一

15:4017:0080分) 質的研究法         
                講師:小田原
悦子

17:1018:3080分) 作業科学研究文献の読み方  
                講師:近藤
知子

    研修会後、19:00頃より懇親会を予定しております
      (吉祥寺駅周辺を予定)

 

 526日(日)

第二部:作業科学研究の理解

9:0011:30 作業科学研究の進め方

                ワークショップ
(話題提供者の研究計画や実践に関するディスカッション)

12:3015:00 作業科学研究の進め方

演習(模擬的に研究計画書を作成し、個別にフィードバックを行います)

  

4.参加費:両日参加 会員:8000円   非会員:12000円  

1日参加 会員:5000円   非会員: 9000  
                   
懇親会費:5000円前後

     会費は会場にてお支払い下さい

 5.定員: 先着40名(30名以上で研修会を開催)

 6.申し込みの締め切り:201954()

 7.申し込み方法:申込み用メールアドレスosstudy@jsso.jp

参加ご希望の方は、上記メールアドレス宛に

1)氏名 
2)
所属と所在都道府県 
3)連絡先メールアドレス(
PCに限る) 
4)会員・非会員

5)両日参加・1日参加の選択、1日参加の場合は日を選択
               (
525or 526日) 
6)懇親会参加有無 をご記入の上、送信してください。参加受付後、こちらから返信いたします。

 8.キャンセル:キャンセル待ちの方がおられる場合もあるため早めにお知らせ下さい。尚、54()

   以降のキャンセルについては、キャンセル料(参加費の100)をお支払いいただく可能性があります。

 <交通アクセス> 

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/access/mitaka.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2018.11.30
第22回作業科学セミナー抄録集をアップしました。



2018.10.18
第22回日本作業科学セミナー in 東京 
日時:2018年12月8日(土)・9日(日)
会場:首都大学東京、荒川キャンパス   
プログラムお知らせ

テーマ:
『参加とコラボレーション‐作業について共に学びあい』
 作業(occupation)は、作業療法士、クライエント、そして作業科学の研究者を含む、すべての人々に、直接的な影響を与えています。このように、多様な人々がそれぞれの立場から作業に参加しているので、作業が日々の生活にどのように機能しているのかについては、様々な考え方や認識が存在していると言えます。このことは、作業をどのように理解し解釈すべきなのかという問いを生みます。現在、作業を遂行の問題として捉える傾向に対する批判が存在しています。その一方で、 作業を通して生きることの意味を確立し、健康とwell- beingを促進するためにはどうしたらよいのかという議論が起こっています。 
 デューイのトランザクション論(相互浸透論)やナラティブアプローチは、作業を時間と場所に埋め込まれた社会文化的な営みとしてとらえるようにと私たちに呼びかけています。さらに、これらの解釈的アプローチとは対照的に、参加型アプローチを使用して、作業療法士やクライエントといった当事者にとって実践的な知識を作り出すという力強い主張も存在しています。
 言い換えれば、作業に関する多様な視点を考えていくことは「だれがどのように作業科学から影響を受けているのか」という問いを生みます。作業科学の研究者や作業科学の学習者である私たち本セミナーの参加者にとって、作業に関する様々な視点を組み合わせていきながら、この問いを考えていくことは、やりがいのある課題です。そして、そのためには、参加すること、そしてコラボレーションすることが求められます。第22回OSセミナーでは、発表者、作業科学者、作業療法士、障がいのある人、ない人、それぞれの視点や考えを皆で共有し合うことで、この挑戦すべき価値のある課題に取り組んで行きたいと考えています。

参加申し込み参加費 (申し込むフォームへ)
事前登録(〆切:11月23日23:59)
両日参加:会員7,000円 非会員10,000円 学生3,000円 
1日参加:会員5,000円 非会員7,000円 学生3,000円
当日申込メールosseminarjsso-gmail.com
両日参加:会員9,000円 非会員12,000円 学生3,000円 
1日参加:会員6,000円 非会員8,000円 学生3,000円
懇親会
 5,000円
※ 会員とは、日本作業科学研究会会員を指します。
※ 学生は、大学院生を含みます。


プログラム ※プログラムの内容・時間は変更する場合があります。
12月8日(土) (1日目)
09:00~10:00 受付
10:00~10:30 開会式
10:30~12:00 佐藤剛記念講演 
         「“作業で支える”を実現する」
         講師:西野 歩、煌めく返り花プロジェクト
12:00~13:30 昼食、(12:10~)日本作業科学研究会総会、ポスター閲覧
13:30~15:00 基調講演
     「変革的な学問:参加という根本的な形態の可能性と挑戦」
     講師:デッビ・ラリベテ=ルドマン、ウェスタン大学、カナダ
15:00~15:20 ワークショップ
15:20~15:40 休憩、スピーカーズ・コーナー*、ポスター閲覧
15:40~17:00 口述発表
17:00~18:30 キックオフシンポジウム
     「アジアの作業を促進するコミュニティACPO」
      シンポジスト:葉山靖明(NPO学びあい)、
      Mike P Sy(フィリピン出身、首都大学東京)、
      Yeasir A. Alve(バングラデシュ出身、首都大学東京).
     司会:ボンジェ・ペイター(首都大学東京、NPO学びあい)
18:45~20:45 懇親会(会場内)

12月9日(日) (2日目)
09:00~09:30 受付
09:30~11:00 特別講演 
「ライブ・アクション・ロールプレイ(LARP)という意識向上を目的としたシリアス・ゲーミング方法:「ひきこもり」についてのLARPを例に」
  講師:ビョーン=オーレ・カム、京都大学
11:00~11:10 休憩
11:10~11:30 ポスターのフラシュターク
11:30~12:00 ポスターディスカッション①
12:00~13:00 昼食、スピーカーズ・コーナー
13:00~13:30 ポスターディスカッション②
13:30~14:30 ワークショップ 
      「作業を自分の実践に活かすために」
       進行: 東京作業科学研究会 mOnStera
14:30~15:00 スピーカーズ・コーナー*、閉会式
*スピーカーズ・コーナー(以前、ソープボックスとよばれた)とは、誰も登られる発言台です。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/スピーカーズ・コーナー


《会場アクセス:首都大学東京 荒川キャンパス》


≪首都大学東京 荒川キャンパス内 会場全体図≫


口述発表の皆様へ
●口述発表の環境・手続き
① 発表機材はセミナーで用意するPC(1画面映写)のみといたします。
② セミナーで準備するPCのOSはWindowsでOfficePowerPointです。スライドはWindows版を使用してください。Appleは準備いたしません。
③ 再生トラブルを避けるため、動画の使用はお控えください。
④ 作成したスライドのファイルはUSBメモリに保存してご持参ください。USBメモリおよび発表ファイルは必ずウィルスチェックを行ってください。
⑤ PowerPointのファイルは「演題番号-氏名-所属」というファイル名を付けてください。
⑥ 発表用データは、会場内のPCにいったんコピーさせていただきますが、セミナー終了後に責任をもって消去いたします。
●口述発表の方法
発表者は、指定時間にPC受付をお済ませの上、各自の当該セッション開始10分前までに、次発表者席にご着席ください。発表時間は発表10分、質疑応答5分となります。
✔ 発表順および詳細はメールされる資料をご確認してください。
ポスター発表の皆様へ
ポスター発表は、1分間のフラッシュトーク(9日(日)11:10~11:30)の後に指定時間中に(9日(日)11:30~12:00、あるいは13:00~13:30)自由討論を予定しています。フラッシュトークではOfficePowerPoint1枚の資料を使用し、発表概要を簡潔にご発表ください。ポスターフォームはA0サイズ(841×1189mm)以内とします。
ポスター発表は、フラッシュトーク用のデータ提出とポスター掲示の受付を行っていただきます。受付時間は、8日(土)9:00~、会場ロビーの発表受付においてデータの提出と確認を行います。指定時間にポスター受付にお越しください。ポスター掲示方法、掲示場所、待機時間掲等をお伝えいたします。
✔ 発表順および詳細はメールされる資料をご確認してください。


2018.9.25
第22回作業科学セミナーのポスターです。→
みなさま、お知り合いの方々と共有していただければと思います。

2018.7.27
演題募集締め切り延長のお知らせ
第22回作業科学セミナー演題募集平成30年8月31日(金)23時までとします。




2018.6.04

22回作業科学セミナー 演題募集要項

 

22回作業科学セミナーにおける演題を募集します。演題は、作業および作業的存在に焦点を当てたものであり、作業科学の研究推進、学問的発展に寄与するもので、未発表のものに限ります。皆様からご応募を心よりお待ちしております。

 

1.発表形式

 口述、ポスターのいずれかの発表形式を選んでご応募ください。

 口述発表 15分(発表 10分、 質疑応答:5分)

 ポスター発表 フラッシュトークおよび指定時間内におけるポスター前での討論。

時間の都合で、発表形式や発表時間の変更をお願いすることがあります。ご了承ください。

 

2.演題募集期間

 平成30618日(月)~
  平成
30831日(金)23時まで

                      

※演題募集締め切りを延長しました。

 

3.応募方法

l  演題は、演題募集専用メール
osseminar22endai-jsso.jpで受付けます。

l  下記の必要事項を添付形式(Microsoft-Word使用のみ受付可能)で送信してください。

l  投稿規定についての詳細は、日本作業科学研究投稿規程 をご参照下さい。

(日本作業科学研究投稿規程:http://www.jsso.jp/literature.html

l  演題送付後、数日中に演題登録完了のメールをお送りします。メールが届かない場合は下記問合せ先までご連絡ください。

 

 必要事項

  1)発表者氏名

  2)発表者所属

  3)連絡用メールアドレス

  4)発表形式(口述またはポスター)

  5)抄録原稿
(抄録作成要領を読み、抄録原稿作成例を参考に作成してください)

  

4.抄録作成要領 

l  抄録原稿は、抄録原稿作成例1を参考に、日本語でA4用紙1枚以内で作成してください。

l  英文抄録は採択が決まった方のみにご提出いただきます。まずは日本語のみご提出ください。抄録原稿作成例2を参考に、英語でA4用紙1枚以内で作成してください。

l  引用文献の表記の形式は、日本作業科学研究会投稿規程を参照してください。

(日本作業科学研究投稿規程:http://www.jsso.jp/literature.html

l  研究対象者や著作権などに対する倫理的配慮を十分に行った上で応募してください。抄録の本文には、倫理的に配慮した発表であることを明記してください。

l  発表演題に関連して、企業や営利団体などから金銭などの提供を受けた場合や受ける予定がある場合には申告する必要があります。発表時に利益相反の有無を述べてください。

l  抄録集作成の都合上、レイアウト等の変更を応募者にお願いする場合があります。

 

5.英文抄録

採択決定の連絡後1週間程の期間で、演題名・演者名・所属および抄録内容の英文を付記していただきます。英文抄録ご提出の際は、提出前に英文校正を済ませてください。

 

6.応募演題の審査および採否のお知らせ

  応募演題の採否は、本セミナー実行委員会の審査を経て決定いたします。

  採否の結果は、10月1日(予定)までにe-mailにて応募者にお知らせいたします。

 

7.演題登録・抄録に関するお問い合わせ、抄録原稿送付先

22回作業科学セミナー 実行委員会事務局 

e-mailosseminar22endai-jsso.jp 高木

 

 


抄録原稿作成例1   A4用紙、余白左右上下2.5cm

タイトルMS明朝12ポイント)

氏名、所属MS明朝10.5ポイント)

本文(MS明朝10あるいは10.5ポイント 13002000字程度)

はじめに:回復期身体障害患者を対象とする作業療法は、充実した新生活構築を援助するため、身体機能、日常生活機能に特化して行われているが、退院後の社会参加は容易でないとの指摘がある(太田、2010).一方、作業療法士の間では、集団作業療法の必要性は指摘されている(澤、2010)が、患者の参加経験は明らかにされていない。本研究で、作業とは作業療法場面の活動より広い範囲の人間が日常的に行う行為を意味する。

目的:回復期患者の社会参加を促進するためのペア参加型作業療法における患者の経験を理解する。

方法:ペア参加型作業療法とは、回復期リハビリテーション入院患者と担当作業療法士のペア(通常1015組)がゲーム、調理、クラフト、買い物、園芸、合唱などの活動のひとつに参加する作業療法を指す。

研究方法:参加型作業療法における患者と作業療法士の経験を研究するために、参加観察、個別インタビュー、作業療法士のフォーカスグループを実施した。インタビューに応じた作業療法士は、18名、患者は21名だった。インタビューで収集したデータをもとに逐語録を作成し、Mattingly2000)を参考にナラティブ分析を用いて解釈した。今回の発表では、患者の経験の解釈から明らかになったことを発表する。本研究は所属機関の倫理審査で承認された。

結果と考察:

1. 実施と気づき:患者は障害を持って以来、日常生活でどのくらい自分ができるか実感できず、不安を持っている。ペア参加型作業療法に参加して、日常的な作業に実際に従事することを通して、自分が環境をコントロール(できる)程度に気づき、それによる喜び、安心、自信を持つ。

2. 他の患者との共有経験:回復期の患者は、孤立した気分で入院生活を送っていることが多い。ペア参加型作業療法で他の患者たちと一緒に作業に参加することを通して、自分と同じように障害によるライフクライシスにある人々と、共感、共有を持ち、喜びを感じ、将来への活力を実感していたことがわかった。共有経験は、前向きな姿勢へと発展し、将来へ橋渡しをする。 著しい機能制限がある人も、作業参加を通して、社会的存在となり、他の患者との活発な作業参加を喜ぶことができる。

3. 作業療法士とのペア参加が患者に安心を保証し、障害発生以来経験していなかった作業に居心地良く挑戦することが可能になったと考えられる。

結論:

ペア参加型作業療法の中で障害発生以来経験していなかった作業に参加することが、患者に自分のコントロール程度を気づかせ、自分と同じように障害でライフクライシスにある人々と、共感、共有を持ち、喜びを感じ、将来への活力を実感することがわかった。このような達成を通して、ペア参加型作業療法は、社会参加への移行のための一つの社会参加前訓練として機能した。

文献:

Mattingly, C.& Garro,L.C.(2000). Narrative and the Cultural Construction of Illness and Healing. Berkley: University of California Press.

太田仁(2010).集団リハビリテーションの実際.東京:三輪書店.

 

 

 

抄録原稿作成例2 ※採択後提出   A4用紙、余白左右上下2.5cm

タイトル(Times New Roman 12ポイント)

氏名, 所属Times New Roman 12ポイント

本文(Times New Roman 11ポイント 300500単語程度)

Introduction: Occupational therapy for clients in the recovery stage focuses on physical function and self care skills to promote clients’ establishment of fulfilling new lives.  After recovery rehabilitation, however, clients have trouble returning to society (Oota, 2010). Occupational therapists have stressed group therapy’s positive effects for clients’ returning to society (Sawa, 2010) but there is no investigation of clients’ experience during group therapy sessions. In this presentation, occupation means human actions in daily life, in a wider range of “doing” rather than therapeutic activities.

Purpose: To understand the client’s experience in client-and-therapist paired participation occupational therapy (PPOT) sessions.

Methods: PPOT were sessions in which 10-15 client-and-therapist pairs join in an activity such as playing a game, cooking, shopping, gardening, or singing. We conducted participate observation of PPOT, individual interviewing of clients and therapists, and focus groups of occupational therapists. 18 therapists and 21 clients participated in interviews. We analyzed the transcripts of interview data of clients and therapists using narrative analysis (Mattingly, 2000). This presentation shows a part of that research, the analysis of the experiences of the client participants. This research had IRB approval.

Results and discussion:

1. Practice and awareness: Since the onset of disability, clients were not sure of their ability to control everyday life and were anxious about their futures.  Through the practice of daily occupations in PPOT sessions, they realized how much they could control environment even with their body disabled and this resulted in feelings of pleasure and/or safety and/or self confidence.

2. Sharing and empathy with other clients: Clients staying in the hospital during their recovery stage often felt lonely.  Participating in activities in PPOT sessions with other clients, they experienced feelings of  empathy and sharing with others also facing life crisis brought by disability as they were.  Through participation in PPOT sessions, they enjoyed doing things together and realized energy toward their future. The clients’ empathy and sharing brought them more positive attitudes and bridges to the future. Through participating in PPOT, clients with severe disabilities could be social beings (Steffan, 2009) and enjoy active participation in occupations with others.

3. Paired participation with their therapists guaranteed safety and security so that the clients could comfortably challenge themselves in occupations unexperienced since their disability onset.

Conclusion: Clients’ participation in occupations not experienced since their disability onset promoted their awareness of their ability to control the environment, to have empathy and sharing with other client participants that brought them pleasure and resulted in realizing their energy toward the future.  Through these gains the PPOT acted as a form of pre-training for transition to social participation.

Reference:

Mattingly, C. & Garro,L.C. (2000). Narrative and the Cultural Construction of Illness and Healing. Berkley: University of California Press.

Oota, H. (2010). Practice in group therapy. Tokyo: Miwashoten.

 

 




2018.2.07    
第6回作業科学にまつわる研究法 研修会 開催のお知らせ(改訂版)
*2日目の開講時間帯の変更をいたしました。
          主催:日本作業科学研究会 研究推進班
                PDFファイル
作業科学(OS)で行われる研究について知り、その進め方などに関する理解を深めることを目的にセミナー形式の研修会を開催します。この研修会では、毎回作業科学研究者に「作業科学に纏わる博士論文に対する執筆者による解説」をしていただいています。他では聞けない貴重なお話しです。今回は、札幌医科大学の坂上真理氏に自身が書かれた博士論文について、博士論文を作り上げていく過程に関する具体的な経験や苦労した点、さらに、作業科学との関係や今後の展望などをお話しいただきます。また、同氏による質的研究の最新情報もご講義いただきます。
また、嗜好を凝らした懇親会も企画しております。奮ってご参加ください。
なお、道外からの受講生の移動を考慮し、2日目の開講時間帯を前倒ししております。ご確認お願いいたします。

1.日時:2018年6月16日(土):13:00~18:30 (12:30受付開始)
        6月17日(日): 9:00~13:30
2.場所:札幌医科大学 保健医療学部棟 5階予定
〒060-8556 札幌市中央区南1条西17丁目(交通アクセス・地図参照)

3.プログラム
◆6月16日(土)
第一部:作業科学のための基礎知識
13:00~14:00 作業科学基礎講座     講師:渡辺 慎介・中塚 聡
14:15~15:25 研究法総論        講師:酒井ひとみ
15:35~16:55 質的研究法        講師:坂上 真理
17:10~18:30 作業科学研究文献の読み方 講師:近藤 知子
※研修会後、19:00頃より懇親会を予定しております(研修会場周辺を予定)

◆6月17日(日)
第二部:作業科学研究の理解
09:00~11:10 作業科学研究の進め方Ⅰ
        講師:坂上 真理
       (作業科学に纏わる博士論文に対して執筆者による解説)
11:10~13:20 作業科学研究の進め方Ⅱ
      ワークショプ(参加者の研究計画や実践に関する討議)

4.参加費:両日参加 会員:8000円 非会員:12000円  
    1日参加 会員:5000円 非会員: 9000円 懇親会費:5000円前後
      ※会費は会場にてお支払い下さい

5.定員: 先着40名(30名以上で研修会を開催)
6.申し込みの締め切り:2018年5月26日(土)

7.申し込み方法:申込み用メールアドレス:osstudy@jsso.jp
参加ご希望の方は、上記メールアドレス宛に
1)氏名 2)所属と所在都道府県 3)連絡先メールアドレス(PCに限る)4)会員・非会員
5)両日参加・1日参加の選択、1日参加の場合は日程を選択(6月16日・6月17日) 
6)懇親会参加有無をご記入の上、送信してください。参加受付後、こちらから返信いたします。

8.キャンセル:キャンセル待ちの方がおられる場合もあるため早めにお知らせ下さい。尚、5月26日(土)以降のキャンセルについては、キャンセル料(参加費の100%)をお支払いいただく可能性があります。

<交通アクセス> 
◆本州方面からお越しの場合:新千歳空港より最寄り駅 地下鉄東西線「西18丁目」駅まで約70分
•経路:新千歳空港から
⇒「新千歳空港」駅からJR快速エアポート・札幌または小樽行「JR札幌駅」で下車
⇒「新さっぽろ」駅まで徒歩(2分)地下鉄東西線「宮の沢」行に乗換え「西18丁目」駅で下車
⇒「西18丁目」駅6番出口より徒歩約5分
◆地下鉄の場合:最寄り駅:地下鉄東西線「西18丁目」駅
•経路:札幌駅・大通駅から
⇒地下鉄南北線「さっぽろ」駅(JR札幌駅直結)から「大通」駅(2分)
⇒「大通」駅で東西線「宮の沢」行に乗換え「西18丁目」駅(4分)下車
⇒「西18丁目」駅6番出口より徒歩約5分
◆市電の場合:最寄り駅:「西15丁目」
•経路:「西4丁目」駅から「西15丁目」駅(12分)下車
⇒「西15丁目」駅から徒歩5分
◆車でお越しの場合:
大学周辺には有料駐車場がありますが、公共交通機関のご利用が便利です。
<大学周辺地図>





<宿泊について>
地下鉄東西線「大通」駅、「西11丁目」駅周辺には宿泊施設があります。
1日目夜の懇親会は地下鉄東西線「西11丁目」駅または「大通」付近にて行う予定です。
 宿泊の手配は、参加者ご自身でお願いいたします。



2018.1.17

第5回作業科学を実践につなげる研修会案内 募集要項
                PDFファイル
「作業科学を実践に繋げる研修会」を大阪で開催いたします。今回は、作業的存在を理解することを目的とします。内容は、作業療法と作業科学について、作業科学のいくつかのコンセプトについて触れた後、自分自身を作業の視点で理解します。併せて、第21回作業科学セミナーで開催されたプログラム「作業的存在の知識の活用法」を本研修でも企画しました。作業の視点で自身や他者を理解することが実践に繋がると考えております。皆様の参加を心よりお待ちしています。

会期:2018年4月21日(土)13:00~16:30(受付12:30~)
       4月22日(日)9:00~12:50(受付8:45~)
会場:大阪医療福祉専門学校(〒532-0003 大阪市淀川区宮原 1-2-14)
●地下鉄御堂筋線 新大阪駅2番出口徒歩1分
●JR新大阪駅 3F北口改札を出て新大阪阪急ビル経由徒歩1分
http://www.ocmw.ac.jp/access
プログラム:
初日(4月21日)
 時間  内容  講師
 12:3012:55  受付  
 12:5513:00 開会挨拶  
 13:0015:00 作業療法と作業科学
作業科学とその概念
 西方浩一
(文京学院大学)
 15:1516:30 ワークショップ
作業的存在の理解
渡辺慎介
(YICリハビリテーション大学校)
 18:0020:00 懇親会(会場近辺で)

2日目(4月22日)
 8:45~9:00  開場・受付  
 9:00~10:30 ワークショップ
自らの日常を作業の視点で理解する
西方浩一
(文京学院大学)
10:40~12:40 ワークショップ
作業的存在の知識の活用法
横井賀津志
(森ノ宮医療大学)
12:40~12:50 閉会挨拶・アンケート記入

定員:50名(会場収容人数の関係で、50名に達し次第その後はキャンセル待ちとします) 
※最少催行人数を30名に設定させていただきます。〆切日に30名に達しない場合は研修を中止にします。また、
当日参加は受け付けませんので早めの申込をお願いいたします。
    ※本研修は両日参加することで学びを得ることができる内容となっております。原則両日参加とします。キャンセル待ちが発生した場合は両日参加の方を優先します。
参加費:日本作業科学研究会 会員5000円 非会員8000円
問合せ先:専門学校YICリハビリテーション大学校 作業療法学科 渡辺慎介
        〒759-0208 山口県宇部市西宇部南4丁目11番1号 E-mail:s-wnabeayic.ac.jp
申込先:E-mail;practiceworkshopajsso.jp
申込〆切:平成30年4月14日(土)18:00まで
※①氏名②ふりがな③所属④職種⑤都道府県⑥メールアドレス⑦電話番号⑧日本作業科学研究会会員・非会員⑨懇親会参加有無を明記の上、上記アドレスまでお申込み下さい。申込後参加受付の返信をいたします。また、問い合わせはメールのみでお願い致します。


2018.1.2
2018年セミナー・研修会のチラシをアップしました。
チラシ



2017.12.29

2018年の研修会、セミナーを下記のように予定しております。
詳細が決まりましたら、ホームページにアップいたします。
第5回作業科学を実践につなげる研修会
2018年4月21日(土)、4月22日(日)
会場:大阪医療福祉専門学校(〒532-0003 大阪市淀川区宮原 1-2-14)

第22回作業科学セミナー
2018年12月8日(土)、9日(日)
首都大学東京荒川キャンパス
pdf はこちら




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